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アートホームズ(株)は一級建築士が一貫管理する注文住宅が得意な名古屋の工務店です。

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〒456-0054 愛知県名古屋市熱田区千年一丁目18-34

住まいづくりの流れconcept

工事の進捗順序は?


木造住宅

重量鉄骨住宅

解体工事
既存の建物がある場合は解体工事をします。
隣家と接して建っている建物は特に慎重に行わなければいけません。
近隣への挨拶回りも解体の日取りが決まった時点でしっかり行います。
 地鎮祭
  土地からの新築をご希望の方はここからです。
地鎮祭はこれから始まる工事の安全とご家族の安泰を祈願して、
神様にお願いを申上げる儀式です。
これをしないと災いが起こる…というものでは無く、
家が建てられる幸せを感謝する事が大切だとされています。
順序は
神主さんが祝詞を申上げたのちに、玉串(さかき)をささげます。
まず軽く会釈しまして祭壇に進み、神主さんより玉串をいただきます。
その玉串を時計回りにまわし祭壇に向けてささげます。
次に2回礼(会釈)をして2回柏手(手を叩く)をします。
もう1回礼(会釈)をします。
みなさんに軽く会釈して席に戻ります。
これを、二礼二拍手一礼といいます。
さあこれでいよいよ工事の着工です。
天候の良いことをお祈りします。


木造住宅
   基礎工事【木造】
   基礎はとても大切です。
コンクリートはつぶす力には非常に強いんです。
鉄はつぶす力も引っ張る力も非常に強いんです。
だからコンクリートの弱い所を鉄が助けています。
これが、鉄筋コンクリートです。
   鉄筋には太さと強さによって種類があります。太さは、10・13・16・ミリです。
強さは、SDが普通です。これは13ミリですと30トンの引っ張りに耐えます。

コンクリートはセメント、砂利、砂を水でこねて作ります。
強いコンクリートとはセメントが多くて少ない水で練ったものです。

コンクリートにも色々種類があります。

基礎など重要な所はコンクリート強度が210キログラム(1センチ角あたり)で潰れないもの。
車庫などはコンクリート強度で180キログラム(1センチ角あたり)で潰れないものを使います。
ご心配でしたら生コン車の納品伝票に書いてありますので確認していただけます。

「硬いコンクリートがいい?」
硬さはスランプという数字で分かります。一般にスランプは15〜18センチです。
これも生コン車の納品伝票に書いてあります。
   型枠(かたわく)はコンクリートが固まるまで流れないように作ります。

ここで大切なのは鉄筋と型枠の間の隙間(かぶり)があることです。
写真のような土に触れる基礎だと6センチ壁や床は3センチです。

「いつ型枠をはずすの?」
外気温が20度以上だと基礎で4日、床で7日です。
外気温が20度未満だと基礎で6日、床で8日です。
真冬にコンクリートを打つ時は表面が凍らないようシートを掛けるとよいです。
   基礎と土台はきちんと固定されるのが大切です。
アンカーボルトは3メートル以下の間隔に入れます。
換気は土台パッキンという換気用の部品を基礎と土台の間にはさんで換気します。
床下の湿気を防ぐため防水シートをかならず敷きます。
  棟上げ
   上棟式(じょうとうしき)は棟上(むねあげ)建前(たてまえ)ともいいます。

これは地域によってさまざまなしきたりがあります。
岐阜県や三河地方では、屋根の四隅から一升もちをなげたり
お餅とお金をまいたりします。
家を建てるってオカネモチなんです。

よく「うだつ」を上げるなんて言うのは家を建てる事です。
ちなみにうだつは、隣家との境に防火壁として一段高い屋根の事です。
   余談ですが建前は妻を供養する儀式だそうです。

昔、とある棟梁が玄関の柱を間違えて短く切ってしまい、責任を感じて自害を覚悟したそうです。
それをみかねた棟梁の妻は彼に酒を飲ませて寝かしつけ、一晩考えて朝方起きてきた棟梁に
そっと3個のマスをさしだしました。

それを受け取った棟梁は「わかった」と頷き、そのマスで柱の足りない尺をおさめたそうです。
ところが棟梁は末代への恥を隠すため、その妻を亡き者にしてしまいました。

そして供養のために女の七つ道具、
口紅、おしろい、くし、かんざし、鏡、かつら、こうがいを棟に飾るようになったそうです。
今でもこの風習が残っている所もあります。なんとも哀しい由来ですね。
   今では上棟式は
お施主様(お客様)と現場の職人さんが融和をはかると共に、お施主様がどんな大工が建ててくれるのか、
また職人さんがどなたの家を建てるのか確認し合う場です。相手の顔が見えるのはとても大切です。

「御祝儀は?」
よくお施主様から聞かれますが、
棟梁は1万円から2万円ぐらい、お手伝いは5千円から1万円ぐらいです。
気は心ですので決して強制ではありません。
  木工工事
   1階の床組は、
下から大引(桧9センチ角)の上に
根太(米ツガ、米松4.5センチ角)を組みます。
根太は30センチ間隔でならべます。
   筋交いは頑丈な建物にする為の急所です。
壁量計算でバランス良く配置します。
筋交いは桧(9センチ×4.5センチ角)で
しっかり金物で固定します。
   壁は桧の柱(10.5センチ角)を91センチ間隔に立てて、
その間に間柱(10.5センチ×3センチ角)を
45センチ間隔に立て両面から胴ブチ(5センチ×2センチ角)を
30センチ間隔に打ち石膏ボードを貼る方法と
柱に直接石膏ボードを貼る方法があります。
しっかりした壁の骨組ができます。
   2階の床組は構造計算した大きさの梁(はり)を組みます。
その上に針葉樹構造用合板厚さ2.8センチを貼ります。
これは剛床と言い家が非常に強くなります。
   屋根裏や2階の梁の四隅には
火打梁(ひうちばり)でかどを強化します。
継ぐところは全て金物をボルトやビスなどでしっかり止めます。
木造は地震に決して弱くありません。
火災に対しても防火の対策をきちんとすれば大丈夫です。
   家の保温方法には内張り断熱と外張り断熱があります。
内張り断熱は柱の空間を断熱材で充填します。
外張り断熱は柱の外を断熱材で包みます。
アートホームズでは
外気に面する壁には
外張り断熱はスタイロフォーム厚さは約2センチを貼り
内張り断熱もグラスウール厚さは約10センチを充填します。

もちろん窓ガラスはペアガラスです。
   断熱材の保温性能は?
木はコンクリートに比べると約15倍熱を通しにくい。
断熱材はコンクリートに比べると約45倍熱を通しにくい。
空気が沢山あるものは保温性能がいいってわけです。

写真はマグ製です。
   1階の床下には断熱材を入れます。
厚みは約5センチです。
1階の床下は換気を良くするためたくさん換気口がありますので、
部屋の保温のためぜひ入れてください。
   屋根下の天井には断熱材を入れます。
厚みは約10センチです。
屋根裏の熱気をさえぎります。
それと屋根裏の換気も大切です。
屋根工事 
   屋根は勾配が大きいと瓦ですし、
屋上みたいに歩ける屋根は防水です。
写真は屋根の防水シートを敷いた様子です。
この防水シートも色々ありますが、
やはりアスファルトルーフィング22kg以上の厚いものがおすすめです。
   瓦は陶器からスレートまで色々あります。
陶器瓦は地震で落ちやすいので、
さん(木の板)を打つ工法が良いです。
スレート瓦は地震には強いが割れやすいのが難点です。
外観の好みで選んでください。
  外壁工事
   外壁材は実に多くの種類があります。
外壁には火に強く長持ちする事が大切です。
写真は防水シートですが湿気は通すシートが貼ってあります。
   最近はサイディング板が一般的です。
塗装されたカラフルな製品が沢山あります。
写真はニチハ製です。
   木造用のタイルも沢山ありなかなかいいですが、価格が高い。
トタン板も性能が良いものが沢山あります。
中でもガルバリウム鋼板はいいようです。
写真はINAX製です。
  内装工事
   内装は大変迷うところです。
写真のように実物のサンプルがたくさんありますので、時間をかけて検討してください。
どんなメーカーからも選ぶことができるのが注文住宅の強みですが
選べる範囲が広くて迷ってしまうのも注文住宅ならでは…!
ご相談にのりつつプロの目線からアドバイスいたします。

メーカーにはショールームを設けている企業が多いですので
見に行かれるとイメージが掴みやすくなります。
ショールームへ行くとついつい予算オーバーになるから行かない!
なんてお客様も見えますが、ぜひキッチンは見てください。実物とカタログは違います。

内壁のクロスでも価格はさまざまです。
一般にはAAクラス、A、B、Cと徐々に高くなります。
   左上の写真は上から、
カーテン、クロス、フロアー、ふすまのサンプルを並べています。
左の写真は当社の打合せコーナーです。
  設備工事
   設備は人間でたとえれば血管です。
流れがつまれば機能がマヒしてしまいます。

当社の監督は設備工事会社で現場監理を3年していましたので、
特にきびしく監理します。
トイレの排水はうまくできてないと、すぐ詰まります。
   現在は排水管はビニールパイプですが、
燃やすとダイオキシンがでるので、
近い将来にはビニールパイプは無くなるでしょう。

給水はポリエステル管が最適ですが予算がかかります。
給湯は銅管かステンレス管がいいです。
キッチンは扉の違いが価格の違いです。
中身はあまりかわりません。

左の写真はナスステンレスです。
   洗面台は最近シャンプーできるものが多いですが、
使用する予定が無いのであれば必要ないと思います。

しかしメーカーは売りたいものを作るので
シャンプー付きのものの方が種類が多いです。
既製品でなくオーダーで作ってみるのもなかなか良いですよ。

左の写真はTOTOです。
   トイレの便器ほどどこも一緒で個性が無いものです。
日本はほとんどTOTOとINAXの親戚会社が作ったものしか選べません。
いつも矛盾に思うのですが…。
しかし外国製品のほとんどは水道の規格外なので使用できません。

左の写真はTOTOです。

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重量鉄骨住宅
  地盤調査 
   家を建てる事で一番大切なのは縁の下の力持ちと言いますように、
どんな地盤なのか調べる事です。
重量鉄骨は重いので、ボーリング調査をして地盤の強さを知らなければ
地震に強い家ができません。
   「ボーリング調査で何が分かるのでしょうか?

ボーリング調査は、60キロのおもりを落として鋼管が30センチ刺さるのに、
何回おもりを落としたか(回数をN値と言う)によって地盤の強さを調べます。
左の写真はボーリング調査の報告書です。
   「N値は何回がいいのでしょうか?」

一般に砂は10〜15が普通、
砂利は15〜30が普通、
粘土は5〜8が普通です。

だからこれ以上の場所で家を支えると良いのです。
しかし水分の多い砂は地震時に液状化し易いので、注意が必要です。
左の写真はボーリング調査の土の実物サンプルです。
これが無いと正確な判断はできません。費用は15万円ぐらいです。
    左の図面は名古屋市の地質です。
1.濃い黄色は良い地層の熱田層です。
2.ピンク色は良い地層の大曽根層小牧レキ層です。
3.青色は良い地層の鳥居松層です。
4.オレンジ色は良い地層の八事層です。
5.緑色は固い地層の東海層です。
6.点々と西にある薄い黄色は緩い砂地層の沖積層です。
7.白色は緩い粘土、シルト地層の沖積層です。

地震や水害に特に注意する地域はbUとbVと言えるでしょう。
また台風に特に注意する地域はbSとbTと言えるでしょう。
それと火災だけは何処でも気をつけたいものです。

やっぱり家族の命を守るのは、頑丈な家ですね。


左の図は最新名古屋地盤図 土木工学会中部支部著より掲載しました。
  杭工事
   地盤調査の結果をもとに構造計算をします。家を支える方法は色々あります。
名古屋市内では強い地層が5〜12メートルに多いので、その地層まで杭を打ちます。
名古屋城から熱田神宮までは大変良い地層が広がっています。
これを境に北は砂地でまあまあです。西は砂地でまあまあです。
東は徐々に良くなって行きます。南は急に悪くなって行きます。
設計士と良く相談することが大切です。

左の写真は杭を打っています。
   家を支える方法は強い地層が近くにあれば、直接基礎を作ります。
1メートルぐらいでしたら地盤改良と言って、土とセメントを混ぜて固くします。
またはラップルコンクリートと言って、強い地層まで掘って、コンクリートを打ちます。

左の写真は杭が見えます。
   杭にも色々な種類があります。
左の写真はPHCパイルと言って非常に強い杭です。
この杭を強い地層まで打ちます。
   左の写真は異形パイルと言って摩擦を大きくして家を支える杭です。
この杭は家の重さに耐える長さで打ちます。
   基礎工事
   左の写真は杭の無い基礎ですので、大きなベースが組んであります。
    鉄筋には太さと強さによって種類があります。太さは、10・13・16・19・22・25ミリです。
鉄筋は異型SDが普通です。強さは13ミリですと30トンの引っ張りに耐えます。

もちろん基礎の鉄筋は、世界一厳しい構造計算で決まります。
あとは工務店の監督さんが、しっかり職人さんに施工させる事が大切です。

左の写真は基礎の鉄筋を組んだ所です。
東京製鉄
    耐震には基礎と鉄骨の柱が、きちんと固定されるのが大切です。
高い精度が保てますので、私はアンカーボルトを鉄板で組んでコンクリートを打ちます。

左の写真がそうです。高価ですが、露出型柱脚の既製品も利用します。

日立ハイベース旭化成ベースパック
    鉄骨柱の根元は鉄筋をぐるりと巻いて、コンクリートを打ちます。
ここが大事なんです。
左の写真は柱の根元のアップです。
   型枠(かたわく)はコンクリートが固まるまで流れないように作ります。
ここで大切なのは鉄筋と型枠の間の隙間(かぶり)があることです。
写真のような基礎だと6センチ壁や床は3センチです。
    ではいつ型枠をはずすのか?
外気温が20度以上だと基礎で4日、床で7日です。
外気温が20度未満だと基礎で6日、床で8日です。
真冬にコンクリートを打つ時は表面が凍らないようシートを掛けるといいです。
    コンクリートはセメント、砂利、砂を水でこねて作ります。
強いコンクリートとはセメントが多くて少ない水で練ったものです。
コンクリートも色々種類があります。
基礎など重要な所は
コンクリート強度が210キログラム(1センチ角あたり)で潰れないもの。
車庫などは
コンクリート強度で180キログラム(1センチ角あたり)で潰れないものを使います。
こちらも生コン車の納品伝票で確認できます。
    硬いコンクリートがいい?
硬さはスランプという数字で分かります。
一般にスランプは15〜18センチです。
これも生コン車の納品伝票に書いてあります。
全国生コンクリート工業組合
 鉄骨工事
   鉄骨って頑丈なの?

エッフェル塔とかエンパイアステートビルは、
100年以上も建っています。
コンクリートは寿命が60年と言われています。
その点、鉄骨は寿命が100年以上は大丈夫です。
   錆ないの?

鉄は雨ざらしで、10年で1ミリ錆びると聞きますが、
重量鉄骨は厚みが5ミリ以上あります。
無くなるのに50年かかる計算ですが、
現実には錆止塗装しますし雨ざらしではありません。
左の写真は柱の根元のアップです。
   鉄骨は溶接が命です。
鉄骨はJFEスチールなどの物ですから安心です。
溶接は資格を持った職人さんが造るので安心です。
溶接の超音波検査もあります。
   早く建ちますか?

鉄骨は工場で作り、3日ぐらいで建ちます。
ですから屋根も早く葺けますので、
雨ざらしになりません。
左の写真は鉄骨のジョイントです。
   ボルトでつないで大丈夫?

ハイテンションボルトと言って、すごく丈夫です。
ボルトに十分力が掛かると頭が切れます。
神戸の地震でも被害がとても少なかったんです。
エンピツの様なノッポビルが被害を受けています。
左の写真はハイテンションボルトです。
左上のボルト横に切れた頭が見えます。
   床は何ですか?

QLデッキと言う鉄板を曲げて強くなる様にできています。(合成スラブ構造)
鉄骨の上に500円玉ぐらいの大きさに、しっかり溶接します。
これは耐力スラブと言って、床を強くします。
床を強くすると家は頑丈になります。
左の写真はデッキを下から見ています。
   ラーメン構造って何ですか?

柱とはりをしっかり固定した骨組で出来た構造をいいます。
筋交いはありません。
ラーメンとはドイツ語で「枠」の意味です
左の写真はQLデッキの上に鉄筋を敷いた所です。
QLデッキは かならず必要です。
   床の造り方はQLデッキだけですか?

色々な方法があります。
ALC板を貼ったり、中空サイディングや木組があります。
強さと耐火性能がQLデッキはすぐれています。
ただ重いのが欠点です。
  外壁工事
   外壁には色々ありますが
ここではALC板をとりあげました。
ALCは軽量気泡コンクリートです。
軽量といっても氷の重さぐらいあります。
厚みも色々あり鉄骨では
10センチや5センチのものを使用します。
木造では4センチのものを使用します。
   保温性能がいい?

ALCはコンクリートに比べると約7倍熱を通しにくい。
木はコンクリートに比べると約15倍熱を通しにくい。
断熱材はコンクリートに比べると約45倍熱を通しにくい。
空気が沢山あるものは保温性能がいいってわけ。
左の写真は壁を上から見ています。
ブロック積みたいに継ぎ目に鉄筋を刺してモルタルを流しています。
   防音効果がある?

10センチのALCは耳に聞こえる音で約30デシベル落ちます。
言い換えると自動車の音が
木の葉のざわざわこすれる音ぐらいになります。
でもコンクリートには勝てない。
  屋根工事
  屋根は勾配が大きいと瓦ですし、
屋上みたいに歩ける屋根は防水です。
写真は屋上防水の様子です。
   防水には多種多様な方法があります。
左のようにシートを敷いてその継ぎ目を溶かして接着します。
この方法は万が一雨がもっても修理が容易なことです。
私も20年この防水を使用していますが雨漏りはありません。
写真はアーキヤマデ製です。
   おすすめできないのが塗布防水。
ペンキのように塗る防水です。
バルコニーぐらいしか使えません。
   できあがると色もきれいです。
  木工事
  1階の床組は木造と同じです。
下から大引(桧9センチ角)の上に、
根太(米ツガ、米松4.5センチ角)を組みます。
根太は30センチ間隔でならべます。
  2階は下から大引(米ツガ9センチ×4.5センチ角)の上に、
根太(米ツガ、米松4.5センチ角)を組みます。
根太は30センチ間隔でならべます。
  間仕切壁はエゾ松の柱(6センチ×3センチ角)を30センチ間隔に立てて、
両面から胴ブチ(5センチ×2センチ角)を30センチ間隔に打ちます。
しっかりした壁の骨組ができます。
  外壁はエゾ松のたて胴ブチ(6センチ×3センチ角)を45センチ間隔に立てて、
胴ブチ(5センチ×2センチ角)を30センチ間隔に打ちます。
しっかりした壁の下地ができます。
  断熱工事
   家の保温方法には内張り断熱と外張り断熱があります。
内張り断熱は柱の空間を断熱材で充填します。
外張り断熱は柱の外を断熱材で包みます。
アートホームズでは
外気に面する壁には
外張り断熱はスタイロフォーム厚さは約2センチを貼り
内張り断熱もグラスウール厚さは約10センチを充填します。
もちろん窓ガラスはペアガラスです。
   断熱材の保温性能は?
木はコンクリートに比べると約15倍熱を通しにくい。
断熱材はコンクリートに比べると約45倍熱を通しにくい。
空気が沢山あるものは保温性能がいいってわけです。
   1階の床下には断熱材を入れます。
厚みは約5センチです。
1階の床下は換気を良くするため
たくさん換気口がありますので、
部屋の保温のためぜひ入れてください。
   屋根下の天井には断熱材を入れます。
厚みは約10センチです。
屋根裏の熱気をさえぎります。
   屋根がコンクリートですと、
冬場に冷えて結露(水滴がつく)します。
ひどい時は雨もりかと思うほどぽたぽた落ちてきます。
よくある手抜き工事ですね。
  内装工事
   内装は大変迷うところです。
写真のように実物のサンプルがたくさんありますので、時間をかけて検討してください。
どんなメーカーからも選ぶことができるのが注文住宅の強みですが
選べる範囲が広くて迷ってしまうのも注文住宅ならでは…!
ご相談にのりつつプロの目線からアドバイスいたします。

メーカーにはショールームを設けている企業が多いですので
見に行かれるとイメージが掴みやすくなります。
ショールームへ行くとついつい予算オーバーになるから行かない!
なんてお客様も見えますが、ぜひキッチンは見てください。実物とカタログは違います。

内壁のクロスでも価格はさまざまです。
一般にはAAクラス、A、B、Cと徐々に高くなります。
  写真は上から、
カーテン、クロス、フロアー、ふすまのサンプルを並べています。
左の写真は当社の打合せコーナーです。
  設備工事
   設備は人間でたとえれば血管です。ですので流れがつまれば機能がマヒしてしまいます。

当社の監督は設備工事会社で現場監理を3年していましたので、特にきびしく監理します。
トイレの排水はうまくできていないと、すぐに詰まってしまいます。
   現在は排水管はビニールパイプですが、燃やすとダイオキシンがでるので、
近い将来にはビニールパイプは無くなるでしょう。

給水はポリエステル管が最適ですが予算がかかります。
給湯は銅管かステンレス管が良いです。

キッチンは扉の違いが価格の違いです。グレードを上げても中身はあまりかわりません。

左の写真はナスステンレスです。
   洗面台は最近シャンプーできるものが多いですが、
使用する予定が無いのであれば必要ないと思います。

しかしメーカーは売りたいものを作るので
シャンプー付きのものの方が種類が多いです。
既製品でなくオーダーで作ってみるのもなかなか良いですよ。

左の写真はTOTOです。
   トイレの便器ほどどこも一緒で個性が無いものです。
日本はほとんどTOTOとINAXの親戚会社が作ったものしか選べません。
しかし外国製品のほとんどは水道の規格外なので使用できません。

左の写真はTOTOです。